ストーリー

第32話 弾丸特急マイトガンナー

勇者特急計画最後のロボット、マイトガンナーがついに完成した。その一方で、自分の開発したロボット“ドライツェン1313”がジョーに与えられると知りウォルフガングは憤慨する。あくまで自分の手でマイトガインを倒したいと考えるが、エグゼブは聞く耳を持たない。方策を練っていたウォルフガングは、伝説の暗殺者として名高いユリウスを街で偶然見かけた。そこで彼と手を組めば打倒マイトガインも夢ではないと考え、早速仕事を依頼する。実はユリウスには人造人間ではないかとの噂が流れていた。それが事実だと知らされたウォルフガングは、彼に使われた技術力の高さに感嘆する。しかし当のユリウスはそんな我が身を呪い、永遠に生きることに苦痛を感じ人間になりたいと悩んでいたのだった。そんなユリウスに対し、ウォルフガングは何気なく「機械が自分の存在に疑問を抱くようになったら、それはもう人間と変わらないのではないか」と告げ、彼をハッとさせる。ドライツェン1313を無断で持ち出してマイトガインをおびき出したウォルフガングは、ユリウスに外部からマイトガインのパイロットの狙撃を開始させる。

脚本:あみやまさはる

絵コンテ・演出:日高政光

キャラ作画監督:石田敦子

メカ作画監督:山根理宏